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外壁塗装激戦区の中堅リフォーム会社でトップセールスマンとして建築業に携わってきたハナマル。
その業務の中で学んだ外壁塗装の全てを販売者では無いハナマルが公平に独断と偏見を語っていきます。
「オリジナル塗料」
「オリジナル塗料のカラクリとは」
ハウスメーカーや訪問業者から見積を取ったら「高額なオリジナルの塗料を進められた」
こういったお客様を何百人と見てきました。
「それらは大手塗料メーカーの商品のラベルを張り替えただけの塗料です。」
ハウスメーカーならまだしも、事業規模が小さい訪問業者が塗料の開発は行えません。
なぜなら、莫大な研究費をつぎ込んでも販売数が少なすぎるため採算が合わないからです。
よくOEMされている商品は
キクスイ:ナチュラルトーン SK化研:エレガンストーンなどの =石材吹付け仕上げの塗料
日本ペイント:ファイン4Fセラミック SK化研:クリーンマイルドフッソ =フッ素樹脂塗料
では何故オリジナル塗料を販売したいか。それは、塗料の差別化をして高単価での工事契約を行いたいからです。
分かりづらいので例をあげましょう。
AとBとCという会社があり。2社がN社のシリコン塗料で1社が高耐久仕様というオリジナル塗料の塗装を提案してきました。
A:N社シリコン塗料 100万円 B社:N社シリコン塗料 95万円 C:オリジナル塗料 105万円
A、B社は同じ塗料ですので価格だけ見ればB社を選ぶでしょう。
一方、C社は「弊社の塗料はメーカーと独自開発した今までのシリコン塗料を遥かに超える耐久性を持った塗料です。普段は120万円頂いている塗料なのですが、今回は特別に105万円でご提案させて頂きます。」
なんだかC社の塗料はお得に感じてきますよね。
でも実際はC社の塗料の中身はA、B社と同じなんですよね。
なのでオリジナル塗料と聞いたら、「元の塗料は何なのですか?」と聞いてあげて下さい。
これで正直に答えないようであれば良い塗料では無いでしょう。
稀にですが、ハウスメーカーなどが専売特許で販売している良質な塗料があります。
これらは一般業者では購入する事ができないので、塗料の仕入れ業者などが名前を替えて販売している本当に良い塗料もあります。
そういった事情であれば、元の塗料を聞けば教えてくれるでしょう。
このページをみた方は、そんな口車には乗らないでしょう。
見積を取る時は、大手メーカーの塗料を指定し同条件にて相見積を取る事をお勧めします。
どうですか。段々と塗装業界の裏側やカラクリが見えてきたでしょうか。
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